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川崎宗則 is back!! & オプションについて Photo by Keith Allison

Japanese player,MLB

川崎宗則 is back!! & オプションについて

28 6月 , 2014  

こんにちは。デンタコスです。

 

先日、6月16日に川崎宗則が3Aバッファッロー・バイソンズからトロント・ブルージェイズに昇格しました!

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バッファローから移動したその足で、翌日ニューヨーク・ヤンキース戦にスタメン出場しました。

ヤンキース先発はマー君こと田中将大選手、いまMLBでもっとも熱い話題を振りまく選手。

試合は1−3でヤンキースの勝利。マー君は11勝を上げ勝利数リーグ1位となりました。

残念ながら、次の登板で負けてしまいましたね。。

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MLB.comのスタッツ表(成績表)簡易版です。マー君いいですね〜。去年はダルビッシュ選手、岩隈選手、黒田選手がここにずらりと名前が載ってる時期がありました。日本人選手の頑張りは嬉しいです。

 

川崎選手はメジャー復帰戦4打数1安打(3塁打!)の成績でした。守備でも良いプレイが出て、4月から2ヶ月ぶりのメジャーで良いスタート切れていました。

しっかり「おじぎ」もしてますね。笑

 

ついに、ファンお気に入りの選手が帰ってきましたね。

先日、川崎選手が2013 GIBBY Awardという賞の中のCut4 Top-Trending Topic of the Yearという賞を取りました。「最も話題性があったで賞」みたいな感じですね。

この賞はMLB.comで集計された、ファンやMLB関係者などからの投票によるものです。

川崎選手がどれだけ注目を集めていたかが分かりますね。

 

 

今回の昇格は、ケガ人や、スティーブ・デラバー選手の不調などによるものです。

スティーブ・デラバー選手は去年オールスターのファン投票で選ばれたほどの選手です。(オールスター枠最後の一人はファン投票で5人の候補から選ばれます。彼はそれで選ばれた!)

 今年はこれまで防御率4.91。ここ10試合にいたっては、防御率9.45と良い状態ではありません。

彼は(マイナー・)オプションというものを行使され、マイナーに落とされました。

その代わりに、川崎選手が昇格したのです。

今回は、このオプションというものを少し説明したいと思います。

 

まず初めに、オプションとは、

・初めてメジャー契約を結んだ全選手に与えらる。

・メジャー契約の選手を “自由に” マイナーに落とす権利。

(オプションの無い選手(ベテラン選手など)をマイナーに落とすのはいろいろ制約があるため、マイナーに落とす事自体が難しい。)

・メジャーサービスタイム(メジャー在籍)5年以上の選手はマイナー拒否権が与えられるので、実質、最初のメジャー契約後の5年までしか使えないオプション。

 

というものなので、基本的に若い選手や、いわゆるキャリアのあるスター選手以外に最も当てはまる話題です。

今回はデラバー選手や川崎選手が当てはまっています。

 

 

そして、詳しいオプション内容とは、

・オプション保持者は「3シーズンオプション」を与えられてる。 = 3シーズンしかオプションは行使できない。

・1シーズンオプション発動条件は、1シーズン中合計20日以上のマイナー在籍。

・オプションが発動したシーズンは、何度でもマイナーに降格させられる。

・解雇、トレードなどでオプションが回復することはない。

 

これが、メジャー契約後5年の間は行使されるわけですね。

 

ちなみに、というかオプションを話す上で外せないことですが、

・ロースター枠(メジャー契約選手)は40人。

・アクティブロースター枠(ベンチ入り選手)は25人。

よって、メジャーのベンチに入れない、メジャー契約選手15人は、オプションが発動してます。

つまり、シーズンが開幕した時点でマイナーにいるメジャー契約15人のほとんどは、オプションを1シーズン分使うことになります。(合計20日以上のマイナー在籍でオプション発動済みとなるなので、必ずしも当てはまらない。)

 

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※今日の時点(2014/06/27)での最新のデータではありません。

これが40人のロースター。オプションによるメジャーマイナーの入れ替えはありますが、40人をキープしなくてはなりません。

この表では40人以上いますが、選手を上表のようにDL(故障者リスト)入りさせると、ロースターに一人分、枠が空くようになっているので、ロースターには40人以上いる場合がある。というか、多い。

ケガ人が出たら、その人をDL入りさせて、マイナーからオプションのある選手を引っ張って来るわけですね。ケガ人が治ったら、またマイナーに逆戻り、という流れはよくあることです。

例えば、去年の川崎選手の活躍はホゼ・レイエス選手のケガによるDL入り中に起きたことです。レイエスが帰ってきたら川崎選手もマイナーに逆戻りしました。

 

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 こっちが25人ロースター。ベンチ入りメンバーです。

 

これまでの内容を踏まえて

単に、実力以外の部分でマイナーに落ちることがあるんです。よくあるんです。

例えば、チーム事情により投手がどうしても必要で、誰かをマイナーからメジャーに引っ張ってくるとします。その際に、誰かが代わりに、マイナーに行かなくてはならないですよね?アクティブロースター枠は25人ですからね。

その時に、もし、調子の悪いベテラン(オプション使用済み選手)と、絶好調の若手選手(オプションをまだ使い切っていない)がいたとしたら?

ベテランはマイナー拒否権を持ってるので、普通マイナーに行きません。クビにするかトレードにするなどしなくては行けません。(オプションの無い選手は逆に、クビの恐怖が付きまといます。。。)

でも、そのベテランをまだ球団が保持したいとしたら?

そうです!

絶好調の若手選手が、やむなくマイナーに落とされることがあるんですね。

 

よく日本の新聞等、メディアでは〜〜選手がマイナー落ち! = 選手の実力不足!!

のようなニュアンスの記事を目にしたり聞いたりすることがありますが、彼らもオプションのシステムなど知らない人達だったりするので、

マイナー落ち = 喝だ!!!!!

というのは、間違いだったりするんです。

 

これから、メジャーリーグの記事を見るときは、オプションのことを頭の片隅に置いておくと、違った目線で見えるかもしれません。

以上、オプションについてでした。

 

これから、トロントで参加している日系草野球リーグJCBLのニューヨーク遠征に行ってきます!

Wish me luck!!


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